闘う天使のための読書案内

人にやさしくばかりで自分を後回しにしてる人は「闘う天使」です。天使に笑顔が戻る読書案内を贈ります。

自分のことばかり考えていなかっただろうか。

「人生というものは風に舞う花びらのようにどこに落ちるかわからないものですね」

 

『コスモスの影にはいつも誰かが隠れている(藤原新也:著)』の中の、

「運命は風に吹かれる花びらのよう」より。

 

伊豆で心中しようとしていた30代の男女。

列車に乗ったとき近くにいた1歳くらいの幼児を抱いた女性と会話をすることに。

そのときに女性が告白した。

「私も去年、死のうと思ってここに来たんですよ」

でもそのときに、手相観のおじさんに言われたことを思い出したと。

 

自分の手相ばかり気にしてる人って不幸になるんだよ。

自分のことばかり考える人というのはそのぶんだけ心配を抱え込むということだから。

だから手相ばかり観てもらうような自分から卒業しなきゃあね。

そして自分のことより人のことを考えなさい。

生きる勇気が湧くから。

 

 

手相が変われば人生が変わると、

自分で掌にナイフを突き刺す人もいるとききます。

 

その根性を、人のために使ったならば、とてつもなく大きな影響力があるような。

 

とはいえ、私だって占いなんてまったく気にならないよとは言えません。

たまたま目に入ったら、

「あ、かに座(私はかに座です)はどうなんかな」って興味をひかれてしまいます。

 

占いのコーナーってね、自分の星座や、あてはまるところ以外のものって、すごく邪魔だなって思ってたんですよ。

 

「十二星座いらんよ、かに座だけ詳しく書いてくれたらええねん」って。

 

占いの活用方法って、そんなんじゃないそうです。

今大人気のゲッターズ飯田さんのブログだったかな、こうおっしゃってます。

 

占いは、人のところを見るんですよ。

あの人はどんな性格があるのか、どんな特徴があるのか。

その人のラッキーアイテムや場所は何?今の運気は?

そういうものをつかんでおく。

そうすることでコミュニケーションを円滑にしていける。

占いって、自分のところだけ見ていたんじゃ役に立たないですよ、って。

 

たしかに、自分のことばっかり考えてたなあって。

相性をみるにしても、どうしても自分ありき。

 

相手のために何ができるだろう?って観点がすっぽり抜けがちですね。

 

自己犠牲とは違うけれど、人のために生きる勇気が湧くというのは、子どもをもってからすごくよく分かります。

子どもや家族のために。

大きな活動源になります。

 

それをもっと広く考えていければ最高ですよね。


コスモスの影にはいつも誰かが隠れている (河出文庫) [ 藤原新也 ]

 

著者が見聞きしたお話が掲載されています。

ということは、実話なんでしょうか・・・。

壮絶なお話もあって、小説以上にドラマティックな現実に驚きです。

 

タンポポの綿毛がどこに落ちて、どこで芽を出すことになるのか。

人生の着地点もどこになるのかわからないけれど、

少しは人のために生きることができた、と思えたとしたら。

それ以上の幸せなんてないような気がします。